フィリピン方面 戦没者戦友の塔





【意味】

  きらめく南十字星、紺碧の海     
  椰子の葉影。            

戦いがなければまさに      
一枚の絵画になるのに。     

壮絶というのか、悲惨というのか、
我らと敵軍では較差が大きく、  
 戦友が多数亡くなった。
           

 


 
きらめく南十字星 紺碧の海
 椰子の葉かげ

 戦いなかりせばまさに
 一幅の絵画なりしものを

 壮絶といわんか 悲惨というか

 彼我の戦力甚しく較差大にして
 戦友多数散り逝きし

 嗚呼 恨み深し
 南冥遙か フィリッピン



 


 一生を恵、帰還した独立歩兵第184大隊の有志により建立される。




      昭和52年12月 建立